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黒からし油



生産国:ヨーロッパ・南アジア・北アメリカ・北アフリカ
黒からしの種子(含油量30%)から圧搾法によって得られる半乾性油で、黄褐色または緑褐色を示し、かすかにからし臭がある。
沃素価96〜112、鹸化価173〜182、比重dH0.915〜0.921、屈折率nH1.469〜1.473、凝固点-11〜-17.2℃である。脂肪酸組成は報告者によってはかなり差があり、主成分はオレイン酸であってエルシン酸を含まないものや、主成分はエルシン酸で白からし油やなたね油によく似たものがある。1例を挙げるとオレイン酸78%、ステアリン酸以上の飽和酸5.6%、リノール酸4.5%、リノレン酸6.5%、さらに他の報告では、パルミチン酸2%、リノール酸19.5%、リノレン酸2%、エルシン酸50%、リグノセリン酸2%などである。主として食用で減摩用や石鹸原料に使用されることもある。

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