生産国:中国、インド、カナダ、フランス、ポーランド
なたね油は、圧抽または圧搾法によって採油され、
脱酸・脱色・脱臭の通常の精製工程を経て食用とされる。脱臭しない油は特徴的な
からし様の臭いがある。
在来種のなたね油は、健康上問題ありとされたエルカ酸を50%含んでいたが、
エルカ酸を多量に含むのはアブラナ科の植物種子固有の性質であって、このために
在来種なたね油は植物性油脂中で鹸化価が最も低かった。しかし、現在流通して
いるカナダ産を主とする輸入なたねは、品種改良の結果、エルカ酸含量は1%以下
に止まっている。そのため脂肪酸組成も大幅に変化し、エルカ酸にかわって、
オレイン酸が60%内外に増加し、特性値も大幅に変化している。
最近は従来以上に脂肪酸の組成を改善したなたね油も生産されるようになった。
オレイン酸をさらに高めたハイオレイックタイプやリノレン酸を低減させた
低リノレンタイプである。なたね油はサラダ油や加工用の油として、我が国で第1位の消費量を持つ。 |
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